■手のひらの上でほっぺが光る、ずんぐりむっくりがかわいい初期グッズ
続いては現タカラトミーから1997年7月に発売された「てのひらピカチュウ」。今でこそピカチュウはシュッとしたフォルムだが、初期は全体的にずんぐりむっくりな体つきで、つぶらな瞳もここまで大きくなかった。
そんな初期ピカチュウのかわいらしさが余すことなく表現されているのが、「てのひらピカチュウ」だ。これは手のひらに乗せると底部にある2つの接点に電流が通り、真っ赤なほっぺを光らせながら「ピカチュウ」と鳴くというもの。ちょうどいいサイズ感となんともいえないかわいらしさにみんなが夢中になっていた。アニメが放送開始したのがこの年の4月なので、ちょうど発売のタイミングもよかったのかもしれない。
■女子が持ってた、ふわふわの等身大ピカチュウ
同じように肌身離さず持っていたいピカチュウグッズでは、同じくタカラトミーから1997年に発売された「ぬいぐるみピカチュウ1/1」もそうだろう。高さ40センチで、あのかわいいピカチュウを等身大で抱きしめられると話題になった商品だ。当時放送されたCMでは等身大ということをわかりやすく伝えるため、ぬいぐるみのピカチュウが身体測定を受けるという内容だった。
ぬいぐるみなので素材もふわふわ。クラスの女子がこぞって持っていたイメージだ。なお、現在も等身大のピカチュウぬいぐるみは発売されているが、この初期ならではの丸っこさが、なかなか味がある。
このほかにも、バトルえんぴつや「ポケモンカレー」のおまけのメンコ、缶ジュースのおまけについてきたメダルなど、懐かしいポケモンおもちゃを思い出してみると枚挙にいとまがない。当時あなたがハマったものはありますか?