フジテレビ系の月曜・夜9時といえば、数々の大ヒットドラマを生みだした花形の放送枠。過去には、有名俳優&女優が織りなす王道ラブコメが社会現象となるほどのブームを巻き起こしたこともある。
現在、ミステリー小説が原作の綾瀬はるか(37)主演『元彼の遺言状』が放送中だが、月9では人気漫画が原作となるケースも少なくない。そこで今回は、10代から40代の男女200名を対象にアンケート調査を実施。「原作が漫画だった月9ドラマ」の中から一番面白いと思う作品を答えてもらった(アンケートサイト『ボイスノート』協力)。
■第10位:監察医 朝顔(2.5%)
香川まさひと氏が原作、木村直巳氏が作画を手がけた同名の医療漫画(実業之日本社)を実写化した作品。2019年7月から月9史上初となる2クール放送されたドラマで、主人公の万木朝顔役を上野樹里(35)が演じた。
「事件の話と並行して主人公の生活の変化もあり、どちらも楽しめる。毎クール号泣」(36歳・女性)、「内容はシリアスベースだったけど、上野樹里演じる主人公の人となりや役者の演技力もさることながら、主人公を取り巻く人間関係も深くて面白かった」(37歳・女性)
■第9位:アンティーク ~西洋骨董洋菓子店~(3%)
原作はよしながふみ氏の漫画『西洋骨董洋菓子店』(新書館)。2001年に放送されたドラマで、パティシエとなる主人公・神田エイジ役を滝沢秀明(40)、天才パティシエ・小野裕介役を藤木直人(49)、店長の橘圭一郎役を椎名桔平(57)が演じた。イケメンキャストが勢ぞろいのおしゃれな洋菓子店で織りなすハートフルなコメディ作品だ。
「心あたたまるものがあって良かった。おしゃれな店の雰囲気も好き」(32歳・男性)、「キャストが好きで見ていました」(32歳・女性)、「アンティーク調が好きなので、物語の世界観や雰囲気が好きです」(47歳・男性)
■第8位:あすなろ白書(4.5%)
1993年に放送された『あすなろ白書』の原作は、柴門ふみ氏による同名の漫画(小学館)。5人の大学生たちの間で巻き起こる恋愛や友情を描いた青春ドラマだ。主人公の園田なるみ役の石田ひかり(49)、掛居保役の筒井道隆(51)といった豪華キャストに加え、当時SMAPのメンバーだった木村拓哉(49)も出演。国民的スターとなるきっかけになった作品としても知られている。ちなみに木村演じる取手治が、石田演じるなるみを後ろからハグするシーンが話題になり、“あすなろ抱き”と呼ばれていた。
「俳優の演技が好きだった」(38歳・男性)、「キムタクがとてもかっこよくて子どもながらドキドキしていた」(38歳・女性)、「木村拓哉の演じた役のキャラクターにキュンとさせられた」(46歳・女性)