僕らの“先生”だったファミコンソフト3選 『ダービースタリオン』『ファミリーマージャン』『テクモスーパーボウル』人生のターニングポイントとなった傑作たちの画像
アスキー『ダービースタリオン 全国版』(編集部撮影)
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 マンガでキャラが解説するうんちくや、柱に書かれた注釈って興味深いだけでなく、ためになることがありますよね。中には宮下あきら先生の『魁!!男塾』(集英社)に登場する「民明書房」のように「全部ネタだったのかよ!?(でも面白い!)」みたいなケースもありましたけど。

 そしてゲームの中にも、遊びながら新しい知識が自然と身につくような作品が数多く存在します。そこで今回は、ファミコン世代の筆者に未知なる世界を教えてくれた“先生のようなゲームソフト”3作品をご紹介したいと思います。

■ルールは覚えた! でも点数計算はいまだにできません

 最初の1本は、ナムコから発売された『ファミリーマージャン』です。中学生の頃って、どうしても大人な雰囲気のものに憧れ、背伸びしたくなるものですよね。個人的には、その対象の1つが「麻雀」でした。

ファミコン『ファミリーマージャン』タイトル画面

 でも本を読んだだけではルールが分かりづらく、麻雀パイを持っている友人も少ないうえに4人集まらないと遊べないということで、なかなか学ぶ機会がなかったものです。そこで友人が貸してくれたのが『ファミリーマージャン』でした。

 このゲームには、レッスンモードと実戦編の2種類のモードがあって、レッスンモードでは麻雀のルールや遊び方を教えてくれます。このモードで覚えた知識を実戦で磨くという麻雀の入門編にピッタリのゲームソフトだったのです。

ファミコン『ファミリーマージャン』ゲーム画面

 こうして『ファミリーマージャン』をプレイしながら麻雀を学んで一通り遊べるようになり、のちにリアルの麻雀にものめり込むように。ただし、あがった時の点数計算だけはゲーム任せだったため、とくに符がつくといまだに苦手だったりします。

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