冨樫義博が描く『幽遊白書』卑劣なゲスキャラの悪行! 岩本、神谷実、Dr.イチガキなど、吐き気を催すほどの悪意に満ちた問題行動とは?(1)の画像
冨樫義博が描く『幽遊白書』卑劣なゲスキャラの悪行! 岩本、神谷実、Dr.イチガキなど、吐き気を催すほどの悪意に満ちた問題行動とは?(1)の画像

 1990年から1994年にかけて『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載された冨樫義博氏による人気バトル漫画『幽遊白書』。昨年11月9日、Netflixにて2023年12月から実写化ドラマが全世界独占配信されることが発表されると、ファンの間で大きな反響を呼んだ。

『幽白』には主人公の浦飯幽助を筆頭に魅力的なキャラクターが多数いる一方、吐き気を催すレベルの邪悪なゲスキャラも登場する。今回はそんな胸くそが悪くなる登場人物たちを、本人の行ったヒドすぎる悪行を交えながらご紹介したい。

■岩本

 1話から登場した、市立皿屋敷中学校の問題教師。不良の幽助を「クズ野郎」「カス」などと忌み嫌い、一般生徒の持ち物を盗んで幽助のせいにして学校から追い出そうとした、非常に陰湿かつ腹黒い性格の持ち主。見るからに悪人面で、生徒から慕われる要素のない風貌の男性。罪をなすりつけられて口答えした幽助を殴るなど、今の時代なら確実にクビになるレベルの危険人物である。

 また、幽助が交通事故で亡くなったときには「全く非常識な奴らだ。まぁ最後にいいことやって死んでくれたおかげで我が校の株は上がったがな……」などと、人としてありえない発言までしている。さらに四聖獣編では湿った陰気な心を好む魔回虫に寄生されて螢子とぼたんを襲い、善良な人間ではないことがあらためて証明された。

「こんな人が教師でいいのか?」と疑問に思うほどヤバイ人間にもかかわらず、結局改心することなく魔界編の導入部分で再登場。生徒の前で幽助のことを“腐ったリンゴ”とけなしていたが、どう考えても腐っているのは窃盗や暴行などの犯罪行為を平然と行った岩本のほうだろう。

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