ボスのビジュアルも超不気味…スーパーファミコン『スーパードンキーコング3』が子どもたちに与えた恐怖とは

■のこぎりが迫りくる強制スクロールの恐怖

　ボスのビジュアルは怖いものの、途中のステージは楽しみながら進めることができていました。ところがそれも最初だけ。ゲームを進めていくと、途中のステージすらも怖くなってくるのです。　

　特にトラウマステージとして有名なのが、ワールド４-３「ハラハラのこぎり」でしょう。前作『スーパードンキーコング２』の緑色の毒水に追われ続ける「どくどくタワー」同様に強制スクロールが採用されたこのステージ。狭い木の中の空洞を進んでいくというもので、数々の敵キャラやギミックに加えて、画面下からギコギコと迫ってくるのこぎりから逃げ続けなければならないイヤ～なステージでした。難易度の高さもさることながら、のこぎりに意味不明に追われることの恐怖が強く残っています。

　同じくトラウマステージとしてワールド７-３「カミナリに気をつけろ」も有名です。落ちてくる雷に当たってしまうとアウトという難易度の高いステージで、効果音も相まってトラウマを植えつけられた人が多そうです。

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