■起動画面に隠し要素!?

 ニンテンドーゲームキューブの起動画面では、まず画面上に落ちてきた立方体が徐々にロゴを描いていき、完成するとともに「NINTENDO GAMECUBE」という名前が表示される。木琴や鉄琴を叩いているかのような、丸みや優しさのあるサウンドはなじみ深い。

 そして、このゲームキューブの起動画面には、事前にコントローラーのZボタンを押し続けることで発生する小ネタが2つ仕込まれていた。まずは、Zボタンを1つだけ押した場合。立方体がロゴを描く際に発する音が、子ども向けの“音のなる靴”のような「キュッキュッ」という歩行音に変化する。さらに、ゲームキューブの名称が表示される際の音も子どもの笑い声になる。

 続いてZボタンを4つ長押しした場合は、ロゴを描く際の音が歌舞伎などで使われるような和風の打楽器の音に変化。「いよー」というかけ声も使用されている。ちなみにZボタンは1つのコントローラーにつき1つしかないので、このネタを試すには4つのコントローラーが必要。この仕掛けに気づいた人は、当時どれほどいたのだろうか。

 おまけにゲームキューブが起動したあとのメニュー画面で流れるサウンドを早回しすると、「ファミリーコンピュータ ディスクシステム」の起動BGMになるという隠し要素もあった。

 今回紹介した3つのハードは、いずれも私が多感な時期に触れたものばかりだ。あらためて起動画面を見直すと、当時“怖い”とか“面白い”と感じた記憶がよみがえると同時に、えも言われぬ懐かしさがこみ上げてくる。今の子どもたちが大人になったとき、どんなハードの起動画面が印象に残っているのかも興味深い。

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