■初代PSとは違った恐怖感

「プレイステーション2」の起動画面は、長方形の柱のような物体を背景に「ソニー・コンピュータエンタテインメント」の文字が一面に映し出される。その後、画面中央へと吸い込まれていくような演出が入り、「プレイステーション2」の名前が表示されたと思うとゲーム画面に移行する。

 あの柱の集合体はなんなのか、かねてから疑問だった。無機質な物体と空間を浮遊する無数の謎の光の存在もあって、“未知との遭遇”というべきか、えたいが知れないものに対する恐怖感を覚えた。

 さらに、プレイステーション1か2以外のディスクを入れた場合、画面が切り替わり、赤い煙のような演出と重低音を背景に「プレイステーションまたはプレイステーション2規格のディスクではありません」という警告が現れる。こちらの画面が怖かったという人も多いことだろう。

 プレイステーション系ハードのボディは、初代を除くと黒が多い。それもあって起動画面も暗めのグラフィックを多用しているのだろうか。言うまでもなく黒は、暗闇や夜を思わせる。そしてPS2のエラー画面で出てくる赤は警告色であり、危険を連想させるものだ。それが合わされば、ちょっとした恐怖心を抱くのは当然なのかもしれない。

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