「任天堂の日(11月21日)」最古に発売された“異色のファミコンソフト”とは? 『マッハライダー』の殺伐とした世界観、超高難度の衝撃…の画像
『ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコン』商品画像より
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 11月21日と言えば、任天堂を代表する人気ゲーム機『スーパーファミコン』を筆頭に、『ポケモン』『ゼルダの伝説』『スマブラ』を始めとする、誰もが知っているようなビッグタイトルも多数発売された日ということで、ファンの間では「任天堂の日」などと呼ばれています。

 11月21日に発売された主要ハードとしては、やはり1990年の『スーパーファミコン』が一番印象深いかもしれません。そのほか『ゼルダの伝説 神々のトライフォース』(1991年)、『スーパードンキーコング2』(1995年)、『ポケットモンスター 金・銀』(1999年)、『大乱闘スマッシュブラザーズDX』(2001年)、『ポケットモンスター ルビー・サファイア』(2002年)などなど。ほかにもいろんな任天堂のタイトルが同じ日に発売されました。

 それでは11月21日発売の任天堂のゲームソフトで、“一番最古”のゲームタイトルが何だったのか覚えているでしょうか?

 そのゲームは、ちょうど36年前の1985年11月21日、ファミコン用ソフトとして発売された『マッハライダー』でした。『マッドマックス』でも『マッドライダー』でもなく、『マッハライダー』です。

ファミコン『マッハライダー』タイトル画面

 タイトルからも分かる通りバイクを題材にしたゲームで、任天堂のモータースポーツのファミコンゲームと言えば『F1レース』や『エキサイトバイク』のような競技性のあるレースゲームを想像した人が多かったことでしょう。『マッハライダー』はいろんな意味で予想外の内容でした。

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