■『怒』でもおなじみだった「8方向ループレバー」
アーケード版『ゲバラ』のキャラ移動は、独特なシステムが採用されている。
それはレバーを傾ける動作と銃口の向きが別という点だ。つまり、レバーを右に倒したとしても画面上のゲバラは右に移動するだけで、同じ方向に銃口を向けてはくれない。アーケード版には「8方向ループレバー」なるスティックとダイヤルがあわさった独自のレバーが使われており、この八角形のレバーを回すことでゲバラの向きを移動しながら変えることができる。
『アーケードアーカイブス ゲバラ』に収録されているのは、その名の通りアーケード版。今回筆者はSwitchでプレイしてみたのだが、なんとAボタンとBボタンを押して旋回方向を変える仕組みである。このせいでゲーム自体の難易度が上がっている! クレジットがいくらあっても足りない……。
ちなみに、ファミコン版ではそのあたりが改善されていて、移動と銃口の方向転換は十字キーのみで完結する仕組みだ。ただし、アーケード版のファンからはこのあたりが逆に不評だったとか……。