「オルテガが死なない」「主人公が故郷に帰る」FF7Rのような大感動“歴史改変”がもしも『ドラクエ3リメイク』にあるとしたら望むことは何?の画像
スクウェア・エニックス『ドラゴンクエスト』公式サイトより  (C)1988, 2019 ARMOR PROJECT/BIRD STUDIO/SPIKE CHUNSOFT/SQUARE ENIX All Rights Reserved. (C)SUGIYAMA KOBO

 どうも、ヤマグチクエストです。『ドラゴンクエスト3』リメイクの製作発表から約4か月が経過しました。

 現時点ではあの発表以降、続報などは出ておりませんが、GB版のメダルやすごろく場といった追加要素はあるのかどうかなど、映像がきれいになること以外の期待値は非常に高いものがあります。

 そして、私はもう一つ気になっていることがあります。それは本当に期待できないものですし、期待してはいけないことなのかもしれません。

 話は少しそれますが、みなさんは『FF7R』という作品をご存知でしょうか。かの名作FF7のリメイクは何年も前から情報が出ていたにもかかわらず、まったくその後の進捗が聞かれず、ようやく発売するかとおもいきやオリジナル作品の3分の1ほどのストーリーしか見せないという手法で、発売前には「ボリューム大丈夫なのか!?」とファンを不安な気持ちにさせたFF7R。

 しかし、フタを開けてみれば超絶ネタバレになってしまいますが、原作を忠実に守る従来の「リメイク」の概念をぶち壊し、原作のストーリーを改変した新たな歴史をたどろうではないか、という道しるべを作って終わるという斬新なアイディアでファンを興奮&感動させてくれました。

 私はあのリメイクに大賛成です。むしろリメイクは「新機種で遊ぶための移植」とか「映像きれいになったよ」という概念からいかに逸脱して、「新しい体験を生み出すか」に最も価値があるとすら思うのです。

 さて、話を戻しましょう。勘の鋭い方ならもうお分かりですね。

 今回、私がお話したいのは、「もしもドラクエ3リメイクでストーリーが改変されるとしたら……!」ということです。

 そんなことをドラクエ3でするのかどうかはさておき、考えてみたいと思います。

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