■「ビジュアル面が最高の鬼」ランキング

 作者・吾峠呼世晴氏が描く鬼のビジュアルは独特で、その秀逸なデザインにひきこまれたファンも多い。そこで行ったのが、純粋に「一番ビジュアルが良いと思う鬼」を選ぶアンケート。ちなみに主人公サイドに与する鬼である竈門禰豆子、珠世、愈史郎は候補から除外している。

●第3位(5.7%)「“上弦の壱”黒死牟(こくしぼう)」

 黒死牟は、いかにも侍といった風貌をしている鬼。十二鬼月の最強の鬼であり、常に冷静沈着。部下に厳しい鬼舞辻無惨からの信頼も厚く、鬼とは思えない理知的な言動を見せる。

 なんと言っても黒死牟の最大の特徴である奇怪な6つの赤い目は読者に強烈なインパクトを与え、武人としての底しれぬ実力を感じさせる部分。また、額や首のあたりには炭治郎と同様のアザのようなものが存在していた。

●第2位(7.7%)「“上弦の参”猗窩座(あかざ)」

 猗窩座は、紅梅色の短髪に美形と言っていい端正なマスク。顔や体には線条の模様が入っているが、鍛え上げられた筋肉質な肉体は鬼になっても人らしいスタイルを保持。己の肉体を武器に真っ向勝負するのが猗窩座の特徴だ。

●第1位(34%)「鬼舞辻無惨」

 圧倒的な支持を集めたのは、人喰い鬼を従える「鬼舞辻無惨」。少しウェーブのかかった長髪をまとめ、赤い瞳がミステリアスな雰囲気を醸している美青年の無惨は、鬼でありながら人類社会に溶けこんで生活。大正モダンをほうふつさせるオシャレなファッションに身を包んでいた。

 さらに無惨は自由に容姿を変えることが可能で、女性の姿で和装を披露したり、小さな子どもの姿になっていることもあった。

アンケートサイト「ボイスノート」調べ
https://www.voicenote.jp/

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