ムーディ勝山が選ぶ『孤独のグルメ』だけじゃない“ドラマ化に間違いなくハマる”名作グルメ漫画2選の画像
画像はSPA!コミックス『孤独のグルメ』(扶桑社)
全ての写真を見る

 どうも。YouTubeでは最終的に「ひろゆきさんが論破する動画」か「中村俊輔さんのフリーキック集」を見てるでおなじみ、ムーディ勝山です。

 先日、ドラマ『孤独のグルメ シーズン9』(テレビ東京系)の7月クールでの放送が発表されました。同作の大ヒット以降、グルメ漫画原作のドラマはめちゃくちゃ増えておりまして、今月からスタートしたコナリミサトさんの同名漫画が原作の働く女性のちょい飲みグルメドラマ『ひとりで飲めるもん!』(WOWOW)もかなりの良作になってます。

 原作は、めちゃくちゃ仕事のできる女性が、チェーン店で一人飲みをするという“だけ”の漫画なんですが、チェーン飲みのツボを押さえまくってます。主人公・紅河メイのチェーン店での振る舞い、チョイスがまあ100点なんです。そんな飲み方があったのかと、目からウロコ、鼻からエラ、耳から尾びれ状態なんですが、絶対真似する!というようなものばかり。

 おそらく、コナリミサト先生はかなりのチェーン店飲み上級者。「高級な店で飲むよりも、早い安いうまいの三拍子がそろっていて肩肘張らずに気軽に飲めるチェーン店飲み最高すぎる」と思ってるの、丸出しですよ先生!

 たとえばカフェチェーンのお店での「チーズケーキに赤ワインを合わせる」という飲み方に、ケンタッキーっぽいお店での(漫画内で店舗の名前は出していない)フライドチキンとコークハイボールという注文、立ち食い蕎麦屋で頼むコロッケそばと生ビールのジョッキなどなど……! そばのコロッケを箸で崩し、ホロホロに崩れた衣が汁を吸って噛むとジュワッと……そこにビールを流し込む……! たまらん!! 最高の描写! これを読んだ後にすぐ新宿三丁目にある富士そば三光町店で真似しましたから!

 と、漫画の中でもとくにグルメ漫画が大好きな私。いろいろな名作が実写化されるという話題を耳にするたび、「あ~、次はあの作品をぜひドラマにしてほしい」と夢想してしまいます。

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4