『特攻の拓』に『GTO』90年代を代表する『週刊少年マガジン』漫画といえば? 読者の心を震わせた名作ランキングの画像
画像は講談社コミックス『GTO』第1巻(講談社)
読者が選ぶ「好きだった90年代のマガジン漫画」1位から11位

 1959年に創刊され、四大少年漫画誌のひとつとして数多くの漫画を送り出してきた『週刊少年マガジン』(講談社)。時代時代に名作があるが、ドラマ化・アニメ化などのメディアミックスが成功した1997年には、415万部の発行部数を記録し、『週刊少年ジャンプ』(集英社)を抜き少年誌の部数で首位に。『カメレオン』『サイコメトラーEIJI』『シュート!』『将太の寿司』といった当時の連載作品のキャラやストーリーを、今でもありありと思い出せるという人は少なくないのではないだろうか。

 そこで今回はマガジンの歴史の中でも特に人気がある1990年代をテーマにアンケート調査を実施。30代から40代の男性300名に、90年代当時の連載作品の中から「一番好きだった漫画」を選んでもらった。さまざまな作品への票が寄せられたアンケート結果から、本記事では特に意見が集まった上位3作品を紹介したい。なお、1989年の開始から現在もなお長期休載を挟まず第一線で連載を続ける『はじめの一歩』のみ、選択肢から外して調査を行った。(アンケートサイト「ボイスノート」協力)

■最強キャラが次々登場! ぶっこみヤンキー漫画

 まず全体の9.3%の人に支持されて第3位にランクインしたのは、1991年から1997年にかけて連載された、佐木飛朗斗氏・所十三氏によるヤンキー漫画『疾風伝説 特攻の拓(かぜでんせつ ぶっこみのたく)』。

 90年代の『マガジン』といえば“ヤンキーもの”のイメージが強いが、本作は特にバイクにフォーカスした作品。いじめられっ子だった主人公・浅川拓が、転校生の鳴神秀人に憧れてツッパリデビューする青春ストーリーで、暴走族「爆音小僧」のメンバーとして、一条武丸率いる「魍魎」や榊龍也率いる「朧童幽霊(ロードスペクター)」といったチームとの抗争に巻き込まれていく。

 同作の魅力といえば、天羽セロニアス時貞、鰐淵春樹、マー坊などなど、個性あふれる登場キャラたち。今回のアンケートでは彼らがまたがる改造バイクに憧れたという人の意見も寄せられた。

 その他には、「90年代のマガジンといえばヤンキーもののイメージ。カメレオン、湘南純愛組も好きだけど、ブッコミがダントツでぶちぎれてた」(41歳・男性)、「当て字もいっぱいでセリフがいい、変わった漫画だった」(43歳・男性)、「子どもながらにすごい漫画だと思ってました」(37歳・男性)といった声が集まった。

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