■世界の名前は「オノコガルド」

「ドラゴンクエストアイランド」舞台の国「オノコガルド」

 キャラメイキング後に王様からこの世界について説明を受けます。

 物語の舞台となる「オノコガルド」は神々に愛された国で、人々は高い塀に囲まれた城下町で魔物を避けるようにして暮らしていました。ところがある日、突如まがまがしい城が現れます。その城からは大魔王の恐ろしい声が……。

「我が名はゾーマ。すべてを滅ぼすもの。さあ、我を恐れて敬うがいい」

 この事態を受けてオノコガルド王は勇敢な冒険者たちにゾーマの討伐を依頼するのでした。

 これがプロローグです。ドラクエファンとしてはゾーマと戦うのか! 1日で足りるのか!? と不安と期待でいっぱいになるオープニングでした。

 その後、一緒に戦ってくれるナビゲート役のホイミスライム「ホミロット」と話をします。ここからはアトラクションの内容になるので詳細は避けます。

 冒険の書に「本アトラクションの詳細や核心部分には触れないように」と書かれているので、やはり冒険の内容はなるべく避けます。ぜひあなた自身の目でご確認ください。

 すべてをクリアした私の感想といたしましては、オリジナルストーリーは非常に楽しめました。ゾーマとの戦闘の演出は「おおおおお!」と年がいもなく興奮してしまうほどでした。

 ただ、RPGの主人公は大変なのだなと改めて痛感させられました。ゲームプレイの際には当たり前に街中を歩き回らせたり、ときには階段を何度も上り下りさせたりしてきましたが、実際に”主人公”になるとこれがけっこう大変です。

 ふだん、家の中でゲームをしたり、記事を書いたりしているだけの人間にはこのアトラクションはそこそこしんどいものがありました。

 ただ、このアトラクションは時間制限がなく、現状は入場制限もかけているので来場者が少ないこともあり、休みながらのんびりプレイしてもまったく問題ありませんので、体力に自信がない方も安心してください。城下町にはイスなど座れる場所の用意もありました。

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