■シューティングに革命をもたらした傑作!
僅差で第1位(19.5%)に輝いたのは、ゲーム史に残る縦スクロールシューティングの名作『ゼビウス』だった。
70年代後半から80年代にかけて『スペースインベーダー』『ギャラクシアン』『ギャラガ』など、アーケードゲームには数々の傑作シューティングが誕生。そんな中1983年にアーケードでリリースされた『ゼビウス』は、これまでの宇宙をイメージした黒一色の背景とは一線を画す、地上の自然を描いた美しい背景グラフィックを実現した。
その大ヒットタイトル『ゼビウス』は、1984年11月にナムコットの第3弾タイトルとしてファミコンに登場。アーケード版『ゼビウス』の特長である美しいグラフィックや耳に残るBGMなど、ハードの性能で劣るファミコンながらかなり忠実に再現されていた。
また、ファミコンソフトにたくさんの隠し要素を持ちこんだのもゼビウスの功績で、特定の場所にブラスターを撃つことでスペシャルフラッグやソルといった隠し要素が出現するのが楽しかった。
のちに自機の無敵コマンドの存在なども明らかになったが、バキュラという回転する壁のような敵に256発ザッパーを撃ちこむと破壊できるというデマに踊らされた人もいたのでは……!?
この『ゼビウス』に思い入れのある人からは「すごく難しかったけど、BGMが好き」(47歳・男性)、「初めて見たとき、未来的なイメージにワクワクした」(45歳・男性)、「縦スクロールのシューティングゲームが斬新だった」(49歳・男性)、「隠しキャラを見つけるのが楽しかった」(50歳・男性)、「アーケード版とほぼ同じで、当時はすごく感動した」(57歳・男性)などのコメントが寄せられた。