株式会社ジュピターテレコム(J:COM)は「最近1年以内にハマった放送作品」というテーマで調査したランキング結果を発表。これはテレビを見る習慣があり、スマートフォンを使っている平成・バブル・団塊世代の男女1000名を対象としたアンケートを元にランキング化したもので、「テレビ・動画視聴とスマホ利用に関する世代比較調査」内でインターネット調査が行われた。
平成世代(1989年~2001年生まれ)の334人の調査結果をランキングしたところ、第3位となったのは『半沢直樹』(5票)だった。
TBS系にて2013年と2020年に2度にわたってドラマが放送された『半沢直樹』。銀行をめぐる不正を描くフィクション作品で、最終話の視聴率は42.2%を突破した人気作品だ。
主演の堺雅人や敵となる香川照之の演技が大きな話題を集め、なかでも半沢が要所要所で発した「倍返し」の決めゼリフは『2013 ユーキャン新語・流行語大賞』に輝いた。また2020年に放送された続編では、香川照之、市川猿之助の歌舞伎コンビによる顔芸も話題に。その総合視聴率は44.1%を記録した。
続く第2位は16票を集めた『呪術廻戦』。原作漫画は『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載中で、累計発行部数は既刊15巻で4000万部を突破している注目作だ。
内容は高校生の虎杖悠仁(いたどりゆうじ)が人間の負の感情が生み出す呪いの化け物と戦いながら人々を守るというバトル要素のあるダークファンタジーで、2020年10月から放送された2クールにわたるアニメは3月27日に最終回を迎えたばかり。
同日、コミックス0巻の内容を映画化した『劇場版 呪術廻戦 0』が今冬公開されることが発表され大きな話題を集めた。平成世代は、“ネクスト鬼滅の刃”として注目を集める本作に既にハマっているようだ。