2021年3月26日、『モンスターハンター』シリーズの最新作である『モンスターハンターライズ』が発売となった。体験版の配信や新情報の解禁がされるたび、ファンの注目を集めていた同作だが、『モンスターハンター』の情報公開で気になるのは、やはりどんなモンスターが登場するか。『ライズ』で「タマミツネ」が復活すると発表されたとき、多くのハンター諸氏は喜んだはずだ。
ニンテンドー3DS用タイトル『モンスターハンタークロス』で、4大メインモンスターの一角として初登場した泡狐竜・タマミツネ。キツネとヘビを合わせたような妖艶な見た目を持つ美しいモンスターで、その素材から生産できる和風テイストの装備「ミツネシリーズ」も人気。『ライズ』が“和”をモチーフにしていると発表された段階で、勘の良いファンからはタマミツネの復活を予想する声が上がっていたのだ。
その予想は的中し、タマミツネが『モンスターハンターダブルクロス』以来の復活。本記事ではそんなタマミツネの魅力を出来る限り伝えたい。
■泡を使い幻想的な雰囲気を持つが凶暴な性格
泡狐竜 タマミツネ
— モンスターハンターライズ公式 (@MH_Rise_JP) January 9, 2021
『モンスターハンタークロス』で初登場の海竜種「タマミツネ」が、満を持して解禁!
特殊な分泌液から泡を生み出し、身を滑らせて獲物を襲う。その姿は恐ろしくも、舞いのように美しい。https://t.co/YJcFmrUTBe #モンハンライズ pic.twitter.com/TROhctPVzV
タマミツネはシリーズ随一のキレイな色彩を持つモンスター。白色とすみれ色の美しいうろこを持ち、胴から尻尾にかけては紫色の体毛が優雅になびく。頭部と背には花びらのような大きなヒレがあり、ヒレは怒り状態で赤色に、疲労状態で青色に変化するのが大きな特徴。このような美しい体を持つが、実態は肉食で凶暴。『ライズ』発売に先駆けて、3月12日からは体験版も配信となっていたが、かなりの難易度でファンを楽しませてくれた。
タマミツネは海竜種と呼ばれる水辺を好むモンスターで、やっかいなのは全身から分泌される泡。この泡玉を食らうとツルツルと滑って身動きが取りづらくなってしまい、強制的に納刀状態になるのに加えてアイテムもほぼ使えない状態になってしまうのだ。だが『クロス』では、泡そのものよりも泡を利用したタマミツネのトリッキーな動きや跳躍力が脅威的だった。動きに慣れない内は、カメラに収め続けるだけで忙しい。気づいたときには攻撃を食らっていることがザラ。自身の特徴である泡による攻撃も多く、フィールドが泡だらけになることも少なくない。なかなかファンシーな戦場となった。