■名作には欠かせない存在
『ドラゴンボール』のピッコロ、『ジョジョの奇妙な冒険』のスピードワゴンなど、名解説役と呼べる個性的なキャラクターはたくさん思い出せる。
またジャンプ作品以外では、板垣恵介氏の人気漫画『バキ』シリーズ(秋田書店)に登場する本部以蔵も魅力あふれる解説キャラの1人。「なんでそんなことまで知ってるんだ!?」というギリギリのラインまで網羅しながら、最初の頃はしっかり強者感も維持していた。
さらに普通は一度解説役に落ち着いてしまうと本編のストーリーで活躍の機会が奪われがちだが、本部以蔵にかぎっては『刃牙道』の中で主役がかすむような獅子奮迅の活躍をした点も見逃せない。
このほかにも読者の世代や漫画のジャンルによって、さまざまな名解説キャラが存在するはず。あなたにとって一番心に残っている「解説キャラ」はいったい誰になるだろうか……!?