どうもヤマグチクエストです。私の芸名はRPG界の金字塔『ドラゴンクエスト』からとったもので、初めてプレイしたRPGは『ドラクエ5』でした。
そして私は『ドラクエ5』を心から愛しています。壮大なストーリー、仲間モンスターシステム、個性豊かな登場人物などなど良い点を挙げれば枚挙にいとまがございません。しかし、愛する『ドラクエ5』の話をするとある論争が常に巻き起こってしまいます。それは「ビアンカ・フローラ論争」です。
この論争はいにしえより巻き起こっており、昔はビアンカ派のほうが圧倒的大多数だったように思うのですが、ネット文化が盛んになるにつれて少しずつフローラ派だという方も増えてきたように感じます。私の友人などにもフローラ派だと語る人間も幾人かいますが、私は完全なるビアンカ派です。
しかし、私は思うのです。「本当に心からフローラ派の人間など存在しうるのか」と。
このゲームをやっていてフローラを好きになるタイミングがあったのだろうか。いや、ない。間違いなくそんなタイミングはなかったはず。
ということで今回は「フローラ派の人間など存在しないのでは」というテーマで、フローラ派を豪語する方々が話す「ビアンカを選ばなかった理由」について考えていきたいと思います。
ちなみに私は十数回、ドラクエ5をクリアしてきましたが1度もフローラを選んだことがありません。「今日こそはフローラと結婚してみよう」と思っても、いざその局面になるとどうしても感情移入してビアンカを選んでしまうタチです。結婚前夜に「フローラさんと結婚するのが良いに決まってるわ」と言いながら、「眠れなくて」と窓辺で夜風に当たるビアンカに対し、部屋でぐっすり眠るフローラを見て「ええ……」と引いてしまったこともありました。
なのでフローラ派の方は、「これはゲームのデータだ」と割り切れない男のたわ言だと思って読んでください。