■とにかくレアカードが当たらなくてブチギレ
最近のパックはレアカードが当たりやすくなったが、昔のパックは残酷なまでに渋い。新しいパックが発売されると2~3パック買ってみるも、レアカードがたまに出るレベルで、ウルトラレアやシークレットレアをゲットするなんて雲をつかむような話だった。
特に、お金を貯めて「青眼の白龍伝説-LEGEND OF BLUE EYES WHITE DRAGON-」を8パック買ってレアカードすら当たらなかったときは、怒りを通り越して放心状態になった。その際、筆者が「ブルーアイズホワイトドラゴン」を引き当てる姿を見せようと、友だちにつき添ってもらったが、絶望的な運のなさとコナミの非情さに気まずい空気が流れたのを今でも忘れられない。
あまりにレアカードが当たらない少年時代を過ごしたからなのか、YouTubeで遊戯王カードの開封動画を見ると、「ちゃんとレアカード入ってるんだな」「そう言えばこのパックでレアカード当たったことないな」といった複雑な心境になる。とはいえ、懐かしい気持ちで胸がいっぱいになるので、なんだかんだで良い思い出として昇華できているようだ。