スリーブを持っていないからカードがボロボロに…小学校時代の『遊戯王』の思い出の画像
スリーブを持っていないからカードがボロボロに…小学校時代の『遊戯王』の思い出の画像

 2019年に20周年を迎え、今も支持を集め続けているカードゲーム「遊戯王OCG(オフィシャルカードゲーム)」。アラサーの筆者も最近のカード事情はあまり詳しくないが、小中学校時代は友だちと地域センターに集まって決闘(デュエル)に明け暮れる日々を過ごした。今回は小学校時代の遊戯王の思い出をつづっていきたいと思う。

■スリーブを持っていないからカードが傷だらけ

 当時、筆者の周囲ではカードを保護する「スリーブ」の存在を知らなかったため、丸出しの状態でデッキを持ち歩いていた。当然、スリーブをしていないとデッキをシャッフルする際にカードとカードが直接すれるので、デュエルするたびにカードは傷だらけになる。

 さらに、デッキケースも持っておらず、デッキをポケットに入れて出歩いており、カードの角も丸くしてしまった。その結果、表側だけでなく裏側もボロボロなので「この角の丸みは○○だな」と次に来るカードが分かる、という予期せぬイカサマが起きてしまった。「カードの傷がデュエルの歴史を物語っている……」と言えばカッコイイが、今思い返すとカードに対して申しわけない気持ちになる。

■はらっぱの上で対戦して、フィールド「草原」という設定にする

 遊戯王では“フィールド魔法”というジャンルのカードがあり、フィールド魔法を使うことにより、自分のモンスターを継続的に強化することができる。普通のデュエルでは、フィールド魔法をデッキから引き当てて発動するのが一般的だが、豊かな発想力を持っていた小学生の筆者は、公園のはらっぱの上でデュエルする時はフィールドを「草原」という設定にしていた。

 ちなみに、丘の上だと「山」、コンクリートの上だと「荒野」といったように、非常にバラエティに富んだシチュエーションでデュエルをしていた。もちろん、これらのフィールドでデュエルするということは、カードを地面に直接置くためカードは非常に汚くなる。「スリーブやデッキケースを持たないから」と上記したが、ハードなフィールドでデュエルをしていたことも、カードをボロボロにした一因になった。

 ちなみに、プールの上で「海」という設定でデュエルしようと考えたが、さすがにカードがダメになると思い自重した。

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