■ギャグ要素満載の名作がランクイン
続いては10.3%の投票数を獲得した『桃太郎伝説』(ハドソン・1987年)が2位にランクイン。同作は童話『桃太郎』を題材としたRPGで、当時『週刊少年ジャンプ』の読者コーナー「ジャンプ放送局」を担当していた、さくまあきら氏が監督を務め、イラストは土井孝幸氏が、音楽はサザンオールスターズの関口和之氏が務めた。全編にわたってギャグ満載のRPGで、加山雄三や斉藤由貴をモデルにしたと思われる敵が登場するなど、今の子どもたちにはやや難解と思われる芸能人ネタも随所に散りばめられている。
そんな同作の世界観は後世にも引き継がれており、昨年11月に発売となったNintendoSwitch用『桃太郎電鉄~昭和 平成 令和も定番!』(KONAMI)が2か月半で累計販売本数250万本(ダウンロード版を含む)を突破し、大ヒットを記録した。今回のアンケートでも『桃鉄』ユーザーによる支持が多く、「子どもが桃鉄にハマってるし、桃太郎伝説もやってもらいたい」(39歳・男性)、「桃鉄ヒットの流れで桃伝もリメイクしてほしい」(42歳・男性)などの声が寄せられた。