■攻略本なしのクリアは不可能!?

 そして第1位(21%)に輝いたのは、1986年に発売されたファミコンソフト『たけしの挑戦状』(タイトー)。お笑い芸人のビートたけしが監修を務めたアクションゲームで、理不尽すぎる謎のオンパレードで一躍話題になった作品だ。

 一見普通の横スクロールアクションながら、どちらかというと正解ルートを目指すアドベンチャーゲーム的な要素が強め。しかもノーヒントでは絶対に分かるはずのない理不尽な謎が多数存在し、ゲームクリアを目指すには攻略本が必須レベルだった。

 中でも重要アイテムの「宝の地図」を手に入れるため、リアル時間で「1時間操作をしないで待つ(選択肢によっては5分)」という前代未聞のクリア手順には驚いた人も多いはず。

 そんなわけで当時の大半の子どもたちはクリアそっちのけで通行人をひたすら殴ったり、パチンコ屋に行ってみたりと、自由度の高いハチャメチャな世界観を存分に楽しんでいた印象がある。

 この『たけしの挑戦状』を選んだ人からは「理不尽だらけで、どうしたらいいか分からない場面が多々あった」(39歳・男性)、「ゲーム内容が意味不明すぎた」(36歳・男性)、「あんな理不尽な攻略法は見たことがない」(30歳・男性)、「クリアは難しいっていうか無理だったけど何となく面白かった」(42歳・男性)、「攻略本なしに解けるわけがない」(49歳・男性)といったコメントが寄せられている。

 ほかにも上位には『トランスフォーマー コンボイの謎』や『いっき』を始め、ファミコンを代表する激ムズゲームの名前が挙がっていた。実際に大半の人がクリア不可能レベルのもの、攻略知識が必須なもの、頑張ればクリア可能なものなど、ゲームの難しさにはさまざまある。かつてあなたがクリアできなかったタイトルは今回のトップ10にランクインしていただろうか!?

アンケートサイト「ボイスノート」調べ
https://www.voicenote.jp/

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ファミコン『一番難しかったゲーム』ランキング結果