現在のように手軽にゲームの攻略情報を入手したり、動画などでクリア手順を確認できなかったファミコン全盛の時代。せっかく購入したゲームがどうしてもクリアできず、八方塞がりのまま攻略を諦めた経験のある方も多いことだろう。
そこで今回は「クリアできなかった激ムズのファミコンソフト」に関するアンケート調査を実施。30代から40代のファミコン世代の男性200名を対象に「一番難しいと思ったファミコンソフト」の名前を挙げてもらった。
■虚弱すぎる主人公が最大の障壁!?
まず第3位(14%)にランクインしたのは、1985年発売の『スペランカー』(アイレム)。カセットについている発光ダイオードが特徴的な超有名なアクションゲームだ。
このゲームは洞窟の中にあるアイテムを集めながら探索していくゲーム内容だが、ファミコン史上でも1、2を争うほど「死にやすい主人公」として有名。キャラクターの身長以下の小さな段差から飛び降りても即死するほどで、あまりの虚弱さゆえにゲームも難しいという印象を抱いている人が多いのかも。
そんな『スペランカー』の名前を挙げた人で、やはり圧倒的に多かった理由は「すぐ死ぬ」というもの。ほかにも「死亡判定が厳しすぎ」(32歳・男性)、「操作性がイマイチで難しかった」(34歳・男性)、「死ぬ条件が分かりにくい」(44歳・男性)といった意見が寄せられている。
たしかに『スペランカー』は主人公が死にやすいのは間違いないが、「絶対クリア不可能」と言えるほど理不尽な難しさではない気もする。やはり主人公の虚弱さがネタ的にクローズアップされたことで、難解なゲームという印象が強まっているのかもしれない。