■ヒロインなのに憎まれ役？
宇宙世紀シリーズのＯＶＡ『機動戦士ガンダム００８３ ＳＴＡＲＤＵＳＴ ＭＥＭＯＲＹ』に登場するヒロイン、ニナ・パープルトンを嫌悪する声も多い。
アナハイム・エレクトロニクスのエンジニアであるニナは、ガンダムシリーズの開発を担当。自分が携わったガンダムを心から愛している彼女は、人間よりもガンダムを優先するような発言をしたり、平然と高飛車な態度をとったりと、少々非常識な面が見受けられた。
そして物語が進むと、ニナは主人公のコウ・ウラキと恋愛関係になるが、コウの宿敵であるアナベル・ガトーの元カノだったことが発覚。それだけでなく物語の重要な局面でニナは元カレのガトーをかばい、現恋人のコウに銃口を向けるという驚きの行動をとった。これには作中のコウだけでなく、視聴者もドン引きしたことだろう。
ちなみにガンダムの無断使用で軍事裁判にかけられたコウがオークリー基地に戻ってくる場面で、ニナとコウは再会。一瞬複雑な表情を浮かべたニナがコウに笑顔を見せるラストシーンは、それまでの彼女の行動を考えるといろんな意味で衝撃的なシーンだった……。
今回は宇宙世紀のガンダムキャラに限定して特徴的な嫌われキャラを紹介したが、いわゆる“アナザーガンダム”まで範囲を広げてみると、さらにバリエーションに富んだ“嫌われキャラ”が存在する。あなたにとって、一番憎いガンダムキャラはいったい誰だろうか!?
（ふたまん編集部）
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