豊永利行が語る、増田俊樹との大人の色気溢れるポエトリーリーディングレコーディング秘話「Prince Letter(s)! フロムアイドル」インタビュー後編の画像
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アイドルと文通ができる「Prince Letter(s)! フロムアイドル」プロジェクト。アイドルを多数輩出する名門・常和歌学園を舞台に紡がれる青春ストーリーで、トップアイドル“柊虎(しゅうと)”のメンバー・鏑木シュウ役を演じる豊永利行にインタビュー。後編では、ポエトリーリーディングのレコーディングの様子を語ってもらいました!

前編はコチラから!

 

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「Prince Letter(s)! フロムアイドル」プロジェクトとは?

 

“柊虎”鋳田須ナツトラ役・増田俊樹インタビューはコチラから!

 

大人の色気満載で収録したポエトリーリーディング楽曲「“柊虎”のこと」

 

 


―ー「Prince Letter(s)! フロムアイドル」は、ボイスドラマやアイドル楽曲のほかに、ポエトリーリーディングがあるのも特徴です。今回、ポエトリーリーディングを体験してみていかがでしたか。

 

歌でもなければ朗読でもラップでもない。ポエトリーリーディングは、怒涛の歌詞をセリフっぽくしゃべるけれど、楽曲のリズムの要所要所のところで、タイミングよく韻を踏むんです。この経験はあまりなかったのですが、近しいところでいくと、ミュージカルの歌い方に近い感覚がありました。ミュージカルは、曲が流れている最中に、大事なセリフを大事なポイントで言わなくてはならないという特徴がありまして。僕は20代後半の頃に舞台をよくやらせていただいていたのですが、今回の収録の際に、その当時の感覚が10年振りくらいに蘇りました。だから、ポエトリーリーディングは新鮮だったのに、どこか懐かしさのある経験でしたね。

 

――「“柊虎(しゅうと)”のこと」(ポエトリーリーディング楽曲)はどんなふうに収録されたのでしょうか。

 

“柊虎(しゅうと)”のメンバーで、シュウの幼馴染み・鋳田須ナツトラ役の増田俊樹くんと一緒に録りました。増田くんは、リズム感もよくてすごく上手かったんですよ。テストで初めて増田くんのパートを聴いたとき、“わ、上手いなー”って感心していたら、自分が入るタイミングを間違ってしまって(笑)。交互にリーディングしていく楽曲なので、二人で同時に収録できたのはよかったと思います。とてもライブ感あるものになったと思います。

 

――テイクはどのくらい重ねたのでしょうか。

 

普段のドラマの収録現場だと、ミキサーさんの音量調節や、芝居の解釈をディレクターさんに見ていただくためのテストを行なった後で本番に入るので、だいたい通しで2回行います。今回の収録も同じような感じで進んでいきました。テストと本番の後に、ポイントごとにリテイクをして。楽曲のなかで、僕らが「10、9、8、7……」とカウントダウンをするところがあるのですが、ここは、途中から僕と増田くんが入れ替わってカウントダウンするんです。テストで一回やったときに、入れ替わるタイミングがわからなくなって二人でつい重ねてカウントしてしまったときがあって。そのときに、我慢できなくなって二人で吹き出してしまったことがありました(笑)。そこ以外はわりとスムーズに行われましたね。

 

――そうだったのですね。切ないポエムが読み上げられるなかで、そのカウントダウンの声が響き渡るのが、とてもカッコよかったです! ポエトリーリーディング楽曲は、第1シーズンのSTAr(s)!のものとも違い、かなり大人の色気が漂うリーディングでしたが、意識して変えたのでしょうか。

 

そこはわりと、結果論かなという気がしています。シュウとナツトラを演じるのが僕と増田くんというところで、僕らの年齢やキャリアもSTAr(s)!のキャストの皆さんより先輩というポジションなので、役の設定と通ずるものがありました。それから“柊虎”は、世界ツアーを経験しているトップアイドルという役どころなので、僕も増田くんもトップアイドルを意識して収録に挑んだんです。その結果辿り着いたのが、star(s)!にない色気だったりトップアイドルゆえの安定感、盤石感になったのかな。同じ思いで増田くんと収録に挑めたのがとてもよかったと思っています。

 

――何度でも聴きたくなる楽曲です!

 

もう、ぜひ聴いてください! YouTubeでいつでも聴けますし、配信もされていますから。

 

――最後に、9月12日から配信が始まっているボイスドラマも、聴くたびに発見があるドラマですが、ぜひ注目ポイントを教えてください。

 

ストーリーとしては、シュウが一年生のアオイとハルキにユニットを組ませてプロデュースをするんです、半ば強引に(笑)。シュウは、彼らに“アオハル”というユニット名をつけるのですが、アオハルがトップアイドルを目指すなかで見せる必死な姿や戸惑う姿に、“柊虎”の二人がかつての自分たちを重ねていくんですね。もうね、これ以上はネタバレでなかなかお話しできないことが多いのですが……、“柊虎”もいろいろあったんですよ(笑)。収録を振り返ってみると、なんだかしみじみしてしまいます。

 

――豊永さんのその様子から、“柊虎”のドラマチックな展開が楽しみになりました!

 

柊虎とアオハルは、先輩後輩関係なく、お互いがお互いから学ぶものがあって、それぞれのコンビがいい間柄になっていくんです。中盤あたりから、ちょっとした衝撃的な展開になりますので、そこを楽しみにしていただけたらと。

 

――公式ホームページのシュウとナツトラのプロフィール欄には、ともに「椿の花が好き」と書かれているのがとても気になっています。ドラマでそこが明らかになるのかどうか、楽しみにしています。

 

細かいところに気付かれましたね。果たして、ボイスドラマでその疑問が回収されるのかどうか……今は言えませんが(笑)、乞うご期待ということで!

 

Profile
とよなが としゆき
4月28日生まれ、東京都出身。スーパーエキセントリックシアター所属。主な代表作に、『デュラララ!!』(竜ケ崎帝人役)、『ユーリ!!! On ICE』(勝生勇利役)、『時光代理人』(トキ役)、『郡青のファンファーレ』(宝生迅人役)、『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』(ポップ役)など。

 

<『Prince Letter(s)! フロムアイドル』とは>
松竹株式会社が展開する音楽と手紙で紡ぐ新しい形の二次元アイドルプロジェクト『Prince Letter(s)! フロムアイドル』(通称プリエル)。
「インターネット一切禁止」のアイドル育成機関【常和歌学園】に通う生徒たちが繰り広げる青春群像劇。
ボイスドラマCDを中心に【ストーリーライブ】というリアルと連動したイベントも展開。アイドルとして歌うアイドル楽曲とは別に、ポエトリーリーディング楽曲も歌唱。ポエトリーリーディングでは、彼らの心の内をエモーショナルに詠いあげています。

 

<2ndシーズン>
アオイとハルキは、常和歌学園のトップアイドル『柊虎』の鏑木シュウの命令によって、インターネット禁止の常和歌学園では異例の放送部としてインターネットを使ったアイドル活動をすることに。
一方で、yuzuとシンは、センター不在のSTAr⒮!を守りつつ、各々の仕事の幅を広げていた。
放送部とSTAr⒮!、そして柊虎。彼らが新たに紡ぐ物語。

 

◆キャラクター紹介(キャラクターデザイン:白皙(はくせき))

 

■鏑木シュウ(かぶらぎ しゅう) CV:豊永利行

 

鏑木シュウ(CV:豊永利行)

「待たせたね、仔猫ちゃん」
高等部三年生。12月13日生まれ。AB型。
現時点での常和歌学園男子部のトップアイドル、柊虎のメンバー。
カッコよさもセクシーさも可愛らしさも持ち合わせ、気品あふれる
立ち居振る舞いから「王子」と呼ばれることが多い。

 

 

 

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■鋳田須ナツトラ(いだす なつとら) CV:増田俊樹

 

鋳田須ナツトラ(CV:増田俊樹)

「お前のためなら、なんだってしてやる」
高等部三年生。8月27日生まれ。O型。
現時点での常和歌学園男子部のトップアイドル、柊虎のメンバー。
いつも気だるげで眠そうだが、ステージにあがると一変ワイルドなパフォーマンスで魅了する。

 

 

 

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■ハルキ(はるき) CV:矢野奨吾

 

ハルキ(CV:矢野奨吾)

「僕だって、あいつみたいな天才に生まれたかったよ」

高等部一年生。3月6日生まれ。B型。
鏑木シュウ主催のオーディションで優勝して常和歌学園男子部に転入してきた。
放送部に所属している。

 

 

 

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■アオイ(あおい) CV:石井孝英

アオイ(CV:石井孝英)

 

「俺はたまたま受かっただけ。アイドルになんて、なれるはずがない」
高等部一年生。4月2日生まれ。O型。
記念受験をしたら常和歌学園男子部にたまたま合格した。
そんな自分がアイドルを志していいのか迷っている。
放送部に所属している。

 


■第一シーズンキャラクター紹介はコチラから

 

<プロジェクト概要>
タイトル: Prince Letter(s)! フロムアイドル
企画・製作:松竹株式会社
コピーライト表記:©フロムアイドル

各キャラクター紹介や、ストーリーを公式HP・公式Twitterで公開中
公式ホームページ https://www.prince-letters.jp/

公式 Twitter  @prince_letters

公式Instagram @letter_prince

YouTubeチャンネル https://www.youtube.com/channel/UC92n05BSTkHjn_KJdZm20Sg

ニコニコチャンネル https://ch.nicovideo.jp/from-idol-prince