音楽と手紙で紡がれる新しい形のアイドルプロジェクト「Prince Letter(s)! フロムアイドル」。アイドルを多数輩出する名門・常和歌学園を舞台に、アイドルたちの日常と日々の奮闘を描く新作ボイスドラマが、９月１２日より配信中。本作で、トップアイドル“柊虎（しゅうと）”のメンバー・鏑木シュウ役を演じる豊永利行に直撃インタビュー！ 前編では、キャラクターの魅力について話ってもらいました。
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「Prince Letter(s)! フロムアイドル」プロジェクトとは？
“柊虎”鋳田須ナツトラ役・増田俊樹インタビューはコチラから！
増田俊樹くんと、どんなお芝居の掛け合いができるのかが楽しみでした
――Prince Letter(s)! フロムアイドル第２シーズンで、豊永さんはアイドルユニット「柊虎（しゅうと）」の鏑木シュウ役として出演されています。このコンテンツは、「文通ができるアイドル」という一風変わったアイドルプロジェクトですよね。
そうですよね。僕も最初にお話を聞いたとき、いまの若い子たちがスマホを使って簡単にメールのやりとりができるという便利な時代に、あえて手紙に着目するって、なんて素敵なコンテンツなんだと思いました。いまはアナログやレトロっぽいものが復活して流行っているというカルチャー的な背景もあるので、僕が言うのもあれですが、運営さんはとてもいいところに目をつけたなと（笑）。「Prince Letter(s)!」は女の子のアイドルコンテンツもあって、客層を絞らない、老若男女楽しめるコンテンツだなと思いました。
――第２シーズンのオファーが来たときはどう思いましたか。
シュウ役のお話をいただいたことは素直にうれしくて、そのうえで、鋳田須ナツトラ役が増田俊樹くんと聞いて、楽しみだなと。彼とはこれまでいろんなコンテンツでご一緒させていただいていますが、振り返ってみると、二人でガッツリとコンビを組んだということがなかったので、どういうふうなお芝居が作れるかなと、収録までワクワクしていました。
――今回演じる鏑木シュウは、アイドルを多数輩出する常和歌学園の高等部三年生ということですが、キャラクター画を見たときにどう思いましたか。
見た目がとても麗しいというところから、“ザ・王子様”というのが第一印象です。プロットや配信ドラマの台本を読み進めるうちに、どことなく陰を感じさせているシュウに対して、“王子様にもそれなりの苦労があるのだな”という印象を受けました。ミステリアスな部分が多いので、どんどん想像がどんどん膨らむキャラクターだなと思いました。
――とても正統派な王子様キャラですよね。対して、ナツトラはクールな性格のキャラクターです。二人は幼馴染みということですが……。
はい。昔から一緒にいて、“柊虎”としても活躍していて。ナツトラとシュウは、一見、すごく対照的なキャラクターだと思います。その二人がどうして“柊虎”を結成したのか、お互いをどう見ているのか。劣等感とか勘違いが紐解かれていく展開が、ボイスドラマでは描かれていくので、楽しみにしてほしいですね。
――ボイスドラマの収録を経て、二人の関係性に何か変化は感じましたか。
二人は性格も正反対だし、ちょっとドライな関係性のように見えていましたが、思った以上にナツトラがシュウに懐いているという印象を受けました。あとは、あうんの呼吸が確立されているなって思いました。いびつな形をしているピース二つが、ぴったりとはまるような感覚というのかな。
――“柊虎”は、ワールドツアーを成功させたビッグアイドルユニットという設定です。豊永さんは、声優・俳優業のほかにソロアーティスト活動もされていますが、“柊虎”のように世界を目指したり、てっぺんを目指したいと思ったことはありますか。
“柊虎”の二人は、ワールドツアーを経験したという実績があって、そういう肩書きや強みがあるというのは、とてつもなくすごいことだなと思います。僕も20代の頃は尖っていた時期だったというのもあって、誰よりも自分がいちばん芝居がうまいと思ってやっていましたし、だからこそ、芝居で天下をとってやるぞと強く思っていた時期がありました。でも、芝居や作品って決して一人で作るものじゃないということに気づいてからは、そこはあまり気にしなくなりましたね。むしろ、素敵なコンテンツや作品の制作に自分が携われるって幸せなこと。いろんな人に感謝しながら取り組んでいます。
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