続いては、『Prince Letter(s)! フロム yuzu』のドラマを振り返る朗読劇のコーナーへ。STAr(s)!が、学園の伝統である人気舞台「CLOCK」公演に臨む。その中で、yuzuの知られざる過去や家族との確執が明らかになる。「CLOCK」は、シンデレラのおとぎばなしをモチーフにした物語で、主人公・カペラを演じるのはyuzu。義兄や義母にいじめられて孤独なカペラはyuzuの姿と重なり、劇中劇とyuzuのエピソードが見事にリンクするさまが切ない。そして、葛藤するなかで、“みんなが好きなyuzu”を演じながら生きてきたyuzuが、本当の自分をさらけ出すしていく…。絶望や孤独の叫びを堀江が真に迫った演技で魅せた。それは、ライブでの朗読劇という臨場感で、WEBドラマ以上に感情を揺さぶられた。
そして、そのyuzuを支えようとするアキトとシンは、劇中劇『CLOCK』の中で思わぬサプライズを披露! 3人の強い絆によって舞台を見事に成功させる姿は感動を呼び、朗読劇終了後は、会場中から長く、大きな拍手が起きた。