手紙でつながる文通アイドルプロジェクト『Prince Letter(s)! フロムアイドル』(通称:プリエル)。本コンテンツ初となる有観客イベント「『Prince Letter(s)! フロム yuzu』ストーリーライブ ~私立常和歌学園 舞台「CLOCK」~」が、1月30日(日)に東京・草月ホールで開催。その模様をロングレポートでお届けします!
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エモーショナルなポエトリーリーディングを生初披露!
『Prince Letter(s)! フロムアイドル』とは?
物語の舞台は、アイドルを輩出する私立常和歌学園。学園の生徒である亜月アキト(CV:土田玲央)、yuzu(CV:堀江瞬)、冥王院シン(CV:土岐隼一)は、紆余曲折を経ながらも、ユニット・STAr(s)!を結成し、デビューを果たす。
3人それぞれが、自身と葛藤する姿をWEBドラマで発表してきた本プロジェクトだが、今回は、堀江演じるyuzuがメインの物語。学園で公演される人気舞台「CLOCK」の出演を巡り、yuzu、アキト、シンがそれぞれ奮闘する。とくにyuzuの過去が明らかになるエピソードは、ドラマチックな物語が6話後編まで綴られた。そして、そのエピソードの続きとなる物語と、劇中劇「CLOCK」の模様を、有観客公演で発表するという試みだ。
幕が開くと、ステージ上に3人が登場。3名が身にまとっている衣裳は、今回の「CLOCK」公演でそれぞれが演じているキャラクターをモチーフにデザインされたものだ。まずは、キャラクターの心の葛藤を言葉に込めたポエトリーリーディング楽曲『Little Prince』を初披露! 小気味良いリズムに合わせて、堀江、土田、土岐が切ない歌詞を詠みあげる。公演ののちに堀江がコメントしていたが、ポエトリーリーディングを3人で合わせる際は、コンマ1秒の拍の遅れが楽曲全体のリズムを崩してしまうという難易度の高いもの。それを3人は見事にミスなしでパフォーマンスし、アキト、yuzu、シンそれぞれの苦悩や葛藤を描く言葉をエモーショナルに紡いだ。