■容姿端麗、頭脳明晰な「鬼の支配者」

 第2位(15.7%)に支持されたのは、吾峠呼世晴氏の『鬼滅の刃』に登場する「鬼舞辻無惨」。人間を鬼にする力を持ち、鬼と戦う鬼殺隊にとっては宿敵とも言える存在だ。

 ふだんは人間社会に溶けこんで生活している無惨。姿を変えて自由に擬態することが可能で、性別を変えたり、子どもの姿になることもできる。無惨は自身を含む鬼の弱点である「太陽の光」を克服するために行動。自分の目的の妨げになるものは容赦なく排除する自己中心的な考えの持ち主で、残虐非道の限りを尽くす。

 そして無惨の理不尽な行動は、仲間であるはずの手下の鬼にまで及び、自分が編成した鬼の精鋭集団「十二鬼月」にも容赦なく制裁を課す。下弦の鬼に至っては、ささいな理由から下弦の壱を除いて無惨に皆殺しにされるという衝撃的なシーンもあった。

 そんな鬼舞辻無惨を選んだ人からは「見た目は良いのに極悪非道」(41歳・男性)、「下弦の鬼にパワハラしながら殺していくシーンの印象が強い」(47歳・男性)、「すごくあっさりと人も鬼も殺す。キャラとしてのヤバさは一番かも」(45歳・男性)、「無惨の殺し方は純粋にグロすぎるでしょ……」(24歳・男性)、「無惨様みたいなのが普通に人として暮らしてたらゾッとする」(29歳・男性)といった声が寄せられている。

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