■3段変形でファンを魅了

 第2位(15%)にランクインしたのは、1982年から83年にかけて放送された『超時空要塞マクロス』に登場する「バルキリー」。

 同作はマクロスシリーズの初代作品で、地球に墜落した謎の宇宙戦艦を人類が改修し、「マクロス」と命名。それを発端に、異星人・ゼントラーディ軍との星間戦争へと発展していくというストーリー。ロボットアニメの中にアイドル歌手が登場し、「歌」が作中の重要なキーワードとなっているのも特長のひとつだ。

 異星人のオーバーテクノロジーを得て、対ゼントラーディ用に開発されたのが「VF-1 バルキリー」。“ファイター”と呼ばれる戦闘機形態、“バトロイド”と呼ばれる人型形態、その中間の“ガウォーク”と呼ばれる形態に変形が可能。

 戦闘機が人型ロボットへと変形していく可変プロセスがカッコよく、同作のスピード感あふれるアクロバティックな戦闘シーンとの相性も抜群だった。

 そんなバルキリーを選んだ人からは「戦闘機が好きだから変形メカならバルキリー一択」(54歳・男性)、「巨大ロボットの定番だった変形をリアルロボットに定着させたのはバルキリーのおかげじゃないだろうか」(49歳・男性)、「飛行機に手足が生えたようなガウォーク形態が好きだった」(50歳・男性)、「VF-1の変形シーンは何度見ても飽きない」(47歳・男性)といったコメントが寄せられている。

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