■「地域を盛り上げるアットホームな作品に」
アニメ、実写合わせて作品の見どころを質問されると、田中さんは「アフレコはまだ始まっていないのですが、(自身が演じる)姫乃は多治見に転校してきた役なので、同じ視点で楽しめます」と初心者でも一緒に楽しめることを伝え、芹澤さんは中学生のころから声優志望だったことを明かしながら、「学生さんなど若い方たちも含めて地域を盛り上げられるような、アットホームな作品にしたいです!」とアフレコへの期待も語りました。
若井さんは「地元×アニメは最強です! 聖地巡礼したくなります。AパートもBパートも分かりやすく伝えられるようにがんばります。聖地巡礼してほしいです!」と岐阜県出身者として地元への愛も語りました。
本泉さんは「多治見市を知っている人は共感してほしいし、知らない人はアニメを入口にして興味をもってほしい。陶芸や多治見の新たな魅力が分かるし、姫乃が陶芸を始めるところからアニメもスタートするので、同じ立場で入り込みやすいと思います」とアピールしました。
古川市長も「このアニメで多治見市を日本中に知ってもらい、聖地巡礼をしてほしい。多治見だけでなく陶芸を中心にして発展してきた東美濃と呼ばれる土岐、瑞浪、可児も含めて全体が盛り上がるようにしていきたい。これからが楽しみです。聖地巡礼が始まってたくさんの人がいつ来てもいいように準備をしています」と明かしました。
最後のあいさつで、本泉さんは陶芸や多治見での体験を通して「(仕事で来ているのですが)息抜きをたくさんさせてもらえて、心が洗われるようでした。これから陶芸と多治見の魅力を伝えていきたいです。がんばります!」と話し、若井さんはひと言、「2021年『やくも』をバズらせたい!」と気合い十分に意気込み。
芹澤さんも、「東京生まれ、東京育ちで故郷というものに触れてこなかったのですが、多治見は我が故郷のように好きになったので、多治見の良さを皆さんに伝えたいです。バズらせましょう!」と笑顔で元気いっぱいにアピール。田中さんは「これからのアフレコでも多治見や陶芸の魅力が思う存分に伝わるようにがんばります」と落ち着いた様子で主人公の貫録をみせました。
そして古川市長から多治見市を含む中部エリアではCBCテレビでの放送が決まったことを、この場で報告。
「アニメを見て、行ってみたいと思ったら来てほしい、期待を裏切らないように多治見市も準備します!」と地域一丸となって、さらに盛り上げていくことを登壇者それぞれが誓い、会見は幕をおろしました。
■『やくならマグカップも』【ストーリー】
陶芸って、地味ですか?
脱サラした父親とふたり、幼い頃に亡くなった母の故郷、岐阜県多治見市に引っ越してきた豊川姫乃。
母の母校に通うことになった姫乃はクラスメイトの久々梨三華に誘われ、一緒にある場所へ向かうことに。
向かった先は陶芸部!
そこで初めて母が伝説の陶芸家であったことを知り、姫乃は陶芸の世界に引き込まれていく-。
陶芸部のムードメーカー 久々梨三華。
いつも部室に入りびたっている個性派女子 成瀬直子。
有名な陶芸家の祖父を持つ、陶芸部部長 青木十子。
個性豊かな仲間たちと繰り広げる、明るく楽しい陶芸ライフ!
陶芸に魅せられた女子高生たちによる、ゆるかわ陶芸ストーリー!
■作品情報
【キャスト】
豊川姫乃:田中美海
久々梨三華:芹澤優
成瀬直子:若井友希
青木十子:本泉莉奈
【スタッフ】
原作:プラネット・日本アニメーション
監督:神谷純
シリーズ構成・脚本:荒川稔久
キャラクターデザイン・総作画監督:吉岡彩乃
アニメーション制作:日本アニメーション
協力:岐阜県多治見市/一般社団法人多治見市観光協会/「やくならマグカップも」活用推進協議会
製作:やくならマグカップも製作委員会
(C) プラネット・日本アニメーション/やくならマグカップも製作委員会
アニメ公式サイト https://yakumo-project.com
アニメ公式Twitter @yakumo_project