■アニメのAパートと、多治見の魅力知れる実写Bパートで構成

 本作は原作を元にしたストーリーがアニメで展開していくAパートと、主演の4人よるアニメに登場する多治見市の見どころや、ご当地グルメの紹介、陶芸体験などの実写のBパート「やくもの放課後」で構成される。

 田中さんが「全編にわたってカメラが回っていないときのように4人とも変わらず、いつもの様子が切り取られていると思います。多治見市はステキな場所がいろいろあって楽しめるので、観た方は絶対行きたくなると思います!」と現在撮影中である4人でのロケの様子を振り返りながら実写パートの見どころや魅力をアピール。

 さらに撮影中の実写パートで行ったお気に入りの多治見市の場所を聞かれると、本泉さんは多治見市モザイクタイルミュージアムを挙げ、「タイルのお菓子はかわいくて映えました!」と、女子視点でのポイントを紹介。田中さんは初めてモーニングを体験したことも明かし、小倉トーストのおいしさやカフェがおしゃれだったことなどをレポートしました。

 陶芸にまつわる思い出の話になると、田中さんは「普通の“難しい”の遥か上をいく難しさでした。集中していても難しくて先生が直してくださるのですが、すぐに形が変になってしまうので先生ってすごいなって思いました。どうやったら上手にできるのかを考えながらも、土と向き合う時間はあっという間に過ぎていく、すてきな体験でした」と陶芸の魅力についてコメント。

 若井さんは「人生初の陶芸は楽しかったけど、ノリだけじゃ難しく体験しないと分からないことが沢山ありました」と陶芸の難しさを振り返り、芹澤さんは地元の高校の陶芸部にロケに行ったことを思い出しながら、「学生さんたちは職人のように物づくりのプロでかっこよかったです。全国で賞をとった作品を見させてもらいましたが、独創的でステキでした」と多治見市の高校生たちと交流したことも明かしました。

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