11月30日、『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』の興行収入が275億円を突破し、『タイタニック』(262億円)を超えて日本歴代興行収入の2位となったことが発表。吾峠呼世晴氏によるコミックス最終巻(23巻)が12月4日に発売されることや、これからクリスマスシーズンやお正月休みを迎えることもあり、「煉獄さん300億の男」の達成すら現実味を帯びてきた。芸能界にもファンが多く、番組などで『鬼滅』を取り上げたり「コスプレ」に挑戦するタレントも続出。従来のファンだけでなく、一般層にまで『鬼滅』ブームは浸透しつつある。
そんな中、10月26日発売の『週刊少年ジャンプ』(集英社)では、第二回『鬼滅の刃』人気投票の結果が発表。第1位に輝いたのは「我妻善逸(あがつまぜんいつ)」だった。
■気弱なヘタレキャラが躍進!
我妻善逸と言えば、鬼殺隊の剣士とは思えないほど小心者で、ネガティブ発言を連発。かと思えば、道中で出会ったばかりの女性にいきなりプロポーズするような惚れっぽさと女好きな面も披露している。
己の感情に正直すぎる性格と言ってしまえばそれまでだが、登場した当初は炭治郎たちのお荷物キャラになるのでは……と思ったのも正直なところだ。
作品をよく知らない人は、なぜそんな善逸が人気投票の1位になったのか不思議に感じるかもしれない。