流川楓? 沢北栄治?『スラムダンク』読者が思う“バスケがうまい”最強キャラクターランキングの画像
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 高校バスケを題材とした井上雄彦氏による大人気スポーツマンガ『SLAM DUNK』(集英社)。1990年代の黄金期『週刊少年ジャンプ』を代表する作品の1つであり、これまでに数多くのバスケットボールファンを生み出してきた。

 物語はバスケ初心者である不良少年・桜木花道がヒロインである赤木晴子に一目惚れし、バスケ部に入部するところから始まる。素人だった桜木が徐々にバスケの才能を開花させていく展開は、まさに王道の少年マンガ。手に汗を握るような白熱した試合展開も大きな魅力で、同作によって日本中に多くのバスケ少年を生み出し、プロバスケットボール選手の五十嵐圭選手もインタビューなどでたびたび「スラムダンクがバスケを始めたきっかけ」と語っている。

 同作には桜木以外にも個性豊かな選手が数多く登場したが、「最強の選手は誰なのか」について、ファンの間で議論が起こることもしばしば。そこで今回はリアルタイムで同作を見ていたと思われる30代~40代の男性300名を対象として、「スラムダンクでもっともバスケがうまいと思う選手」についてアンケート調査を実施した。(アンケートサイト「ボイスノート」協力)

■「まだあわてるような時間じゃない」

 全体の11.3%の票を獲得し、第3位にランクインしたのは仙道彰。陵南高校の2年生にして、天才オールラウンドプレイヤー。神奈川ベスト5の1人であり、チームメイトや監督からの信頼は非常に厚い。

 ふだんはかなりマイペースな性格で、強敵に当たったり危機感を抱かないとやる気が出ないという悪癖をもつ。しかし、コート上での活躍はまさに天才。高校の公式デビュー戦では47得点を達成するような攻撃的プレイヤーだったが、その後はパスによって試合の流れをコントロールするようなプレイスタイルへ。優れたゲームメイキング能力を発揮するようになったが、ダブルチームディフェンスを立て続けに抜き去るような個人技も錆びついていない。

 また陵南vs湘北戦で発した「まだあわてるような時間じゃない」という1コマは、今やネットミームと化している名ゼリフ。チームメイトを精神的に支える強メンタルの仙道らしい名言だろう。アンケートで仙道に投票した人からは「動じない強さが唯一無二」(39歳・男性)、「おちゃらけてるけど、いざというときに頼りになる」(35歳・男性)、「仙道はチームの支柱。本当にかっこいい」(34歳・男性)、「仙道ならなんとかしてくれると思わせる、味方チームの支えになる強さ」(40歳・男性)といったコメントが多く上がっている。ふだんの穏やかな性格が印象的な分、コート内での最強っぷりが際立っているとも言えそうだ。

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