■汐役・こおろぎさとみさんの幼児声に衝撃!

 私が声優を意識し始めたのは、『CLANNAD』のすばらしいストーリーのおかげでもあるのですが、岡崎汐役のこおろぎさとみさんのお芝居に衝撃を受けたからです。今までの私の中の子どものお芝居のイメージが覆されたのです。

 幼い女の子はかわいい高い声というイメージがあったのですが、汐ちゃんは違いました。鼻声で声も高くなくて……でも、リアルな本物の幼稚園児が画面の中に存在していました。それがとても愛おしくて、胸に刺さってめちゃくちゃ泣いてしまいました。

 この作品をきっかけに、声優の存在を意識し始めてアニメをみるようになりました。それから私が実際に声優を目指すようになるのはまだまだ先の話なのですが、今考えるとかなり遅いタイミングで声優という仕事に興味を持つようになった、というお話でした。

 遅いタイミングだったので、以前書かせていただいた記事の「年齢の苦労」などあったりしたのですが、もしよろしければそちらの記事も読んでいただけると嬉しいです!

 でも、興味を持つタイミングって人それぞれで、正解不正解はないですよね。もちろん年齢が重ねられるほど、新しいことにチャレンジしていくことへのハードルとリスクがあがるとは思うのですが、それを踏まえた上でチャレンジしている人は世の中にたくさんいらっしゃいます。勇気と努力とリスク分散と見込み(これ大切!)があれば、いつからでもチャレンジしていいのではないかな、なんて思っています。

 最後は現実的な話になってしまいましたが(笑)、これからも前を向いて、新しいことに挑戦できる人生になるように頑張っていきます!

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