■Mステにも出演、WANDSの名曲が1位に
栄えある第1位に輝いたのは、全体の18.3%から支持された『SLAM DUNK』のエンディング曲「世界が終るまでは…」。井上雄彦氏による原作は青春スポーツマンガの傑作として、日本のみならず世界中から根強い人気を集めている。作中では高校バスケットボールに打ち込む少年たちの青春が描かれており、同作をきっかけにバスケットボールを始めたというプロ選手も多い。
「世界が終るまでは…」は当時大人気だった男性3人組のロックバンド・WANDSが手がけた楽曲で、アニメ第2期のエンディング曲に採用されていた。エンディング映像では「バウンドするバスケットボール」や重なり合うように倒れ込んだ主人公・桜木花道たちの姿が描かれている、本編での熱さとギャップのある落ち着いた演出がされており、今回のアンケートでは「カラオケでの鉄板曲です」(39歳・男性)、「オシャレなアニソンで当時衝撃的でした」(42歳・男性)といった意見が寄せられた。また同作からは大黒摩季の「あなただけ見つめてる」やZARDの「マイフレンド」などといったED曲もランクインした。
アニメ人気もさることながら楽曲もミリオンセラーを記録するなど、一世を風靡した「世界が終るまでは…」。9月6日にテレビ朝日系で放送された『国民13万人がガチ投票!アニメソング総選挙』では同曲が第14位に。また10月16日に放送された『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)では第5期WANDSが27年ぶりに番組に出演し同曲を披露し注目を集めた。
BEST3以外に、『地獄先生ぬ~べ~』の「ミエナイチカラ(B'z)」や『ドラゴンボールZ』の「でてこいとびきりZENKAIパワー!(MANNA)」などがランクインした、90年代ジャンプアニメの「好きだったED曲」ランキング。アニメ本編を見返さなくとも、エンディング曲を聞けばいつでも当時の思い出に触れられるはず。この機会に大好きだった「ジャンプアニメ」の曲を振り返ってみてはいかがだろう。