■第3位 ドカベン岩鬼の「グワァラゴワガキーン」

 若い世代の漫画好きには申し訳ないチョイスが続きますが『ドカベン』は外せない。言わずと知れた水島新司先生による野球漫画の金字塔。葉っぱを加えた大柄の男で悪球打ちという設定のキャラクター。その岩鬼のバットが会心の当たりを出したときの打球音です。あまりにも有名な擬音で「こんなにも枠をはみ出た擬音を使っていいんだ」と、後世の漫画に多大な影響を与えたはずです。実は意外とパターンがあって、「グワァラゴワキン」「グワァラゴワガキィン」「グワァギャグワァラグワキーン」などさまざまなパターンがある岩鬼のバット。それを調べた人がいて、その人によると150種類あるのだとか(笑)。

■第2位 カイジ「ざわ…ざわ…」

 説明不要の擬音。漫画好き以外でも知っているかもしれません。カイジには欠かせない擬音です。実はカイジ以外にも、福本伸行先生の作品「アカギ~闇に降り立った天才~」「賭博覇王伝零」「無頼伝涯」「銀と金」等にも登場しますし、福本作品のパチンコやパチスロでは定番演出としても用いられます。しかし、この擬音が1位じゃないと言うことは……? もしかして…ざわ…ざわ…。

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