■流川楓が堂々の1位に
そんな緋村剣心を抑えて堂々の第1位(11.3%)に輝いたのは、『SLAM DUNK』の流川楓。
『SLAM DUNK』は井上雄彦氏による、1990年から1996年まで連載されていた大ヒットバスケットボール漫画。流川は、主人公・桜木花道の「終生のライバル」で、お調子者タイプの花道とは真逆のクールで無口でニヒルな性格。一方でバスケットへの情熱は誰よりも強く練習熱心で、チームのピンチを何度も救ってきた作中でも人気の高いキャラクターだ。1993年から1996年まではアニメも放送され、流川役は『新機動戦記ガンダムW』のヒイロ・ユイ役や『遊☆戯☆王』の海馬瀬人役などで知られる緑川光が担当。今回のアンケートでは、流川を選んだ人からは「“どあほう”って言われたい!」(40歳・女性)、「流川の声が好きです」(38歳・女性)といった声も多く届いた。
当時まだ日本ではマイナースポーツだったバスケットに空前のブームを巻き起こした『SLAM DUNK』。現役選手の中でも『スラダン』に憧れてバスケを始めた人は少なくない。なお、今回のランキングでは「安西先生……!! バスケがしたいです……」という名言で知られる元不良のキャラ、ミッチーこと三井寿も9位を獲得した。
30代から40代が対象だったため、90年代作品のキャラに票が固まった今回のアンケート。4位以下には『ONE PIECE』の“白馬のキャベンディッシュ”、『シティハンター』の冴羽りょう、『テニスの王子様』の跡部景吾などがランクインした。