■うますぎる…しょこたんの似顔絵に感動
中川はクラフト地のスケッチブックに、シャーペンで目元から下書きをしていき、まずは白色の色鉛筆で顔にハイライトを入れていく。作業をしながら、デジタルのイラストでは最後に白でハイライトを入れるが、色を入れていく順番が反対なのもアナログの面白さだと説明。続いて黒色でパーツなどをなぞったあとは、何色もの色を重ねて肌を立体的に彩色していった。そんな中川がこれまでに見たドラマで一番印象に残っているのは、『家なき子』(日本テレビ系)と『人間失格』(TBS系)のようで、『人間失格』のシーンを挙げて「Kinki Kidsのお二人のキスシーンが有名ですよね。あれは素晴らしかったなー。あれ絵描きたい!」「(BLという言葉がまだなかったので)尊いと感じてしまっていいの? って思った」ともらす場面もあった。
その後も、堺雅人の妻で女優の菅野美穂(43)が所属していたアイドルグループの話などおしゃべりをしながら、イラストは完成。中川が掲げたのは、半沢がまさに「倍返しだ!」と言っている最中のような、目元や口元など細かい表情をうまく捉えた、深みのある色彩のイラストで立体感まで見事に再現されていた。中川は「人間を描くのも楽しいなと思ったので、これからも有名人の方の似顔絵とか挑戦したいと思います」と締めくくった。
これを見たファンからは「人物画もかけるん……天才か?」「開始数分の時点でめっちゃ似てる」「口の画像だけで倍返しの口だとわかる」「実写も描けるのはすごい 尊敬」「堺雅人さんにお見せしたい」「立体感がすさまじい、どれだけうまいんだ」と賞賛する声が集まった。
なお、中川の高級色鉛筆を使った動画はこれが三作目。一作目は、8月19日に投稿した『仮面ライダークウガ』のイラスト。中川は色鉛筆の使い方をあれこれ試しながらも、『仮面ライダー』シリーズの思い出を語ったり、主題歌を口ずさみながら楽しく描きあげた。完成したイラストはスーツやマスクのツルツルとした質感の再現力の高さが評価され、「口元のテカリの再現度すご どうやんねん」「商品化できるレベル」「こんな色鉛筆使いこなせねぇ~」と話題を集めていた。