■男子の大好物「シモネタ技」に爆笑
2頭身半のコミカルなキャラに描かれた力士同士のタイマン勝負(当たり前)、そして体力ゲージが光ってるときに飛び出す豪快な大技エフェクトに、まんまと魅了された私。こうなると“同志”が欲しくなるもので、友達を集めて『つっぱり大相撲』の仕組みを解説しながら面白さをプレゼン(主にプレイを見せただけですが……)。
すると相撲に興味なかった友達の中から、少しずつ『つっぱり大相撲』仲間が増えていき、やっぱり盛り上がったのは対戦プレイです。あっという間に友達に腕前は追いつかれましたが、それでも一喜一憂しながらワイワイ遊ぶのは最高に楽しかった!
しばらくたってからも、友達が集まったときは『ファミスタ』と『つっぱり大相撲』が対戦ゲームの定番に。特定の条件(組んで“押し”3回→つっぱり1回→組んで“つり”)で発動する決まり手「もろだし」(まわしが取れて下半身まる出しになる“不浄負け”という決まり手)で爆笑したり、プロレス技の決まり手(こちらも特定条件)を出してくる上手な友達が現れたりと、とにかくみんなで盛り上がった思い出がいっぱいあるゲームです。
今回、おそらく30年ぶりくらいにファミコンで『つっぱり大相撲』をプレイしてみましたが、月日がたってもやはり面白い。例の「もろだし」にも挑戦しますが、「こんな難しい手順をよく子どもが出してたな~」と泣き言が出るほど苦戦。何度か試して無事出せたときは、童心に返って思わず笑っちゃいました。
そして今では「Nintendo Switch Online」で、ファミコン版の『つっぱり大相撲』が遊べます。ちょっとお子様のSwitchを借りて、この機会に子どもの頃のノスタルジックな思い出に浸ってみるのも良いかもしれませんね。
(ふたまん編集部)