明日9月9日は、ファミコン版『マリオブラザーズ』(任天堂)の発売された日で、今から37年前の1983年のことです。もともとはゲーム&ウォッチやゲームセンターで稼働していたタイトルの移植作ですが、このファミコン版の登場をきっかけに“マリオ”の名は一躍有名に! 今年で35周年を迎える『スーパーマリオブラザーズ』の誕生へとつながっていきます。
「ファミリーコンピュータ」の発売が1983年7月15日なので、ファミコン版『マリオブラザーズ』はほぼ最初期の発売ソフト。これが「人生で初めてプレイしたファミコンゲーム」という方もいらっしゃるかもしれません。
本作の内容は、配管工であるマリオとルイージの兄弟が下水に住んでいるカメやカニなどの敵を退治していくアクションゲーム。足場の下から敵を突き上げて気絶させ、蹴り飛ばして倒します。敵を全滅させるとステージクリアになりますが、エンディングは存在しないのでステージは延々とループ。ゲームに慣れてくると、ヤメどきが分からなくなることもありました。
「TEST YOUR SKILL」という挑戦的な文章が表示されるボーナスステージも登場し、制限時間内に空中に浮いているコインを回収していく内容。この時間制限がけっこうキツく、基本的な実力を測るのにピッタリでした。
そして『マリオブラザーズ』を語るうえで欠かせないのが、マリオとルイージを使って同時に遊べる「2人用モード」の存在です。