■サブちゃんの主題歌でもおなじみ!

 第4位(9%)には、1998年放送開始の『おじゃる丸』がランクイン。同作は現在も放送中で、『忍たま乱太郎』に次ぐNHKアニメの長寿番組です。千年前の「ヘイアンチョウ時代」の妖精界に暮らしていた妖精貴族・坂ノ上おじゃる丸が主人公で、現代の月光町にタイムスリップ。月光町での珍しい体験が気に入ったおじゃる丸が、優しい小学生のカズマのマンションに居候するという物語です。

 おじゃる丸のお世話係兼秘書のようなホタル・電ボや、エンマ大王の子分の子鬼トリオ、おじゃる丸の許嫁のオカメ姫など、妖精界からやってきた個性的なキャラクターたちがとにかくカワイイ! おじゃる丸の「おじゃる~」という口調をマネしたことのある人もいるのでは?

 そして放送開始から現在までオープニング曲を歌っているのは演歌界の大御所・北島三郎さん。『詠人』と『夢人』という曲は『おじゃる丸』の牧歌的な雰囲気にピッタリですよね。

 第3位(10.5%)にランクインしたのは、1983年に放送された『スプーンおばさん』。ティースプーンをペンダント代わりにつけている“スプーンおばさん”が主人公。なぜか、突然体がスプーンくらいの大きさになってしまう特異体質の持ち主で、その理由は作中でも明かされていません。

 奇妙な現象に襲われるスプーンおばさんですが、本人はたいして気にしていない様子で常にポジティブ。登場キャラも魅力いっぱいで、スプーンおばさんの夫のポットはいかにも頑固そうですが、スプーンおばさんのことを何より大切に想っているツンデレキャラ。森に住む少女・ルウリィはおばさんと大の仲良し。おばさんの体の秘密も知っていますし、魔法のような力も持っている、とてもかわいくて不思議な少女です。

 そんな『スプーンおばさん』のOPとED曲を歌っていたのは『超時空要塞マクロス』のリン・ミンメイ役でもおなじみの飯島真理さん。最近のアニメでもED曲で登場キャラがダンスするのが話題になったりしますが、アラフォー世代だと『スプーンおばさん』のタップダンスを思い出しますね。

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