BGMがクセになる、名作STG『スカイキッド』には「ナムコらしい遊び心」がギッシリ!の画像
ファミコン版『スカイキッド』(編集部撮影)
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「ポップでコミカルな雰囲気」「2人同時プレイ可能」「被弾しても即死しない」といった特長を持つアーケードのシューティングゲームなら、どのタイトルを思い浮かべるでしょうか。多くの人はコナミの『ツインビー』を挙げるかもしれませんが、同じく1985年に登場したナムコの『スカイキッド』も同様の共通点を持つ名作STGです。その『スカイキッド』は1986年8月22日にファミコン版が発売され、明日でちょうど34年目を迎えます。

 その当時の自分は、スーパーで母親の買い物が終わるまでの間、最上階にあるゲームコーナーでわずかなお小遣いを握りしめてゲームをしたり、人のプレイを見ているのが好きな小学生。中でもとくにお気に入りだったのが、ナムコの『スカイキッド』でした。

『スカイキッド』は、機体が被弾してキリモミ状態で墜落中に「レバー上+ボタン連打」で復活できる独特のシステムを採用。ワンコインでできるだけ長時間遊びたかった小学生にとって、この仕組みはなんとなくお得な感じがしました……実際のところは、かなり難易度は高かったんですけどね。あと、画面の左に進んでいくシューティングというのも斬新に感じました。

 そんな『スカイキッド』がファミコンに移植されると、もちろん貯金をはたいて購入。たしか価格は3900円。当時のナムコのカセットはとてもリーズナブルで、子どものフトコロにも優しかった……。

ファミコン版『スカイキッド』タイトル画面
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