『今日から俺は!!』だけじゃない! 男塾に特攻の拓「いま実写化してほしいヤンキー漫画」ランキングの画像
画像は新装版『疾風伝説 特攻の拓』(講談社)第1巻より
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 7月17日から公開スタートした映画『今日から俺は!! 劇場版』が、週末3日間で観客動員数60万5000人、興行収入7億8800万円を記録し、初登場1位に輝いた。

週刊少年サンデー』(小学館)に連載された西森博之氏によるヤンキー漫画を原作とし、2018年に日本テレビ系でドラマ化。ドラマ版に引き続き、劇場版では賀来賢人、伊藤健太郎、清野菜名橋本環奈らが出演し、原作の「VS北根壊高校編」をベースに、ツッパリコンビ・三橋&伊藤の戦いを描いている。

 かつては一世を風靡した、不良男子高校生たちが大活躍する「ヤンキー漫画」。今年2月には『GTO』の主人公・鬼塚英吉の若かりし日を描いた藤沢とおる氏の漫画『湘南純愛組!』も寛一郎主演でドラマ化(Amazonプライム・ビデオ)されるなど、令和の時代にヤンキー旋風が再び巻き起こっている。そこで今回は、30代から50代の男性200名をターゲットに、「いま実写化してほしいヤンキー漫画」についてアンケート調査を行った。過去に映像化が実現している作品も含め、2020年の現段階で、ドラマ化・映画化してほしいというヤンキー漫画の気になるランキングが明らかとなった。(アンケートサイト「ボイスノート」協力)

 まず全体の8.0%の人に支持され第5位となったのは、佐木飛朗斗氏・所十三氏による『疾風伝説 特攻の拓(かぜでんせつ ぶっこみのたく)』(講談社)。1991年から1997年まで『週刊少年マガジン』で連載された同作は、主人公・浅川拓を中心に横浜の暴走族「爆音小僧」「外道」「魍魎」「獏羅天」らの抗争を描いた物語。天羽セロニアス時貞、鰐淵春樹、マー坊、一条武丸など個性的なキャラが数多く登場し、彼らの乗る特徴的なバイクも人気となった。「不運(ハードラック)と踊(ダンス)っちまった」「オレら兄弟(ブロウ)だろうが」など当て字を使用したセリフも特徴的な同作だが、そのあたりを実写化の際にどのように表現するかにも注目が集まりそう。

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