2001年のアニメ化以来、2度目のアニメ化で人気を集めているアニメ『フルーツバスケット』。『妖怪人間ベム』を3度目のアニメとして蘇らせた『BEM』。そして、今年10月から放送されることが話題となった『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』など、名作の“リメイク、リブート”がアニメ界のブームとなっている。
そこで今回は、数ある名作アニメを生んだ1980年代の『週刊少年ジャンプ』(集英社)にスポットを当て、「もう一度アニメ化してほしい作品」について調査。30代と40代の男女200名を対象にアンケートを実施した。(アンケートサイト「ボイスノート」調べ)
まず、全体の6.5%の人に支持され第5位にランクインしたのは、嶋田隆司氏と中井義則氏によるユニット「ゆでたまご」による超人プロレス漫画『キン肉マン』。
主人公・キン肉マンが、仲間の正義超人とともに強敵たちとリングでバトルをしていく展開が人気を呼び、「キン消し」などのキャラクターグッズもブームに。1979年から『週刊少年ジャンプ』で連載がスタートし、1987年に終了。1998年から2004年までの『週刊プレイボーイ』(集英社)での『キン肉マンII世』の連載を挟み、2011年から現在は『週プレNEWS』で引き続き『キン肉マン』の続編がweb配信されており、今年8月17日発売の『週刊プレイボーイ』から約9年ぶりに誌面で連載されることが発表された。
既刊71巻でシリーズ累計発行部数は7500万部を突破。1983年に『キン肉マン』、1991年に『キン肉マン キン肉星王位争奪編』と、オリジナル『キン肉マン』は2度にわたってアニメ化されているが、新作を含めてもう一度イチからアニメ化してほしいという声が近年高まっている。
今年の4月3日には原作者の嶋田隆司が自身のツイッターを更新し、1983年の4月3日にアニメ第1話が放送されたことに触れ、「再アニメ化」について言及。「キン肉マン再アニメ化応援してくださる方々、クリエーターの方々 ハッシュタグは #キン肉マンアニメ化 でお願い致します」「キン肉マンの新シリーズのアニメ化は皆さんの応援が必要です。どうか応援お願いします。」と投稿したことも話題となった。ファンからの期待の声が『キン肉マン』の再アニメ化につながる可能性はありそうだ。