■コナミとナムコの縦スクロールSTGの一騎打ち!
第2位(13%)には、縦スクロールシューティングの金字塔『ゼビウス』(ナムコ・1984年)がランクイン。『ギャラクシアン』『ギャラガ』をリリースしたナムコが83年に発売したアーケード版の移植作。当時のシューティングの主流だった宇宙をイメージする黒背景ではなく、森や砂漠、海などのステージが登場。対空武器のザッパーと地上を攻撃するブラスターの2種類の武装があり、特定の場所にブラスターを撃つことでスペシャルフラッグやソルといった隠し要素が出現するのも楽しかった。
バキュラという回転する壁のような敵に256発ザッパーを撃ちこむと破壊できるというデマに踊らされたのは、おそらく自分だけではないだろう……。
そして第1位(14.5%)に輝いたのは、こちらも縦スクロールシューティングの傑作『ツインビー』(コナミ・1986年)だった! 同作は『エグゼドエグゼス』などと同じく二人同時プレイが可能なシューティングで、2P側が操作するウインビーと横にくっつくと手をつないで「ファイヤー攻撃」、縦にくっつけると「スター攻撃」が行える独特の仕様がユニーク。そのほか、ベルを撃つことで色を変化させてパワーアップするシステムや、一度被弾しても腕がなくなるだけで救急車に触れると腕が復活するシステムも面白かった。
なんと言ってもポップでファンシーな美しいグラフィックが目を引き、本家アーケード版の雰囲気をファミコンで見事に再現。ちなみに今回のアンケートでは、続編の『もえろツインビー シナモン博士を救え!』や『ツインビー3 ポコポコ大魔王』なども人気を集めていた。