■横スクロールSTGの傑作が続々ランクイン!

 第4位(7.5%)に支持されたのは、自社ゲームをセルフパロディしまくった『パロディウスだ!』(コナミ・1990年)。本家アーケード版からステージ数は減少しているものの、移植クオリティの高さはファミコンの限界を超えていると言われたほど秀逸。自機としてビックバイパー、タコ、ツインビー、ペン太郎の4種類から選択可能で、それぞれパワーアップで使用できる武装が異なる。ステージや出現する敵キャラなど、とことんコミカルに演出されているが、シューティングゲームとしての出来栄えも抜群だった。

 そしてこの頃のコナミのゲーム全般に言えることだが、『パロディウスだ!』はBGMのクオリティも非常に高く、いまだに遊びたくなる傑作だ。

 続く第3位(8.5%)にランクインしたのも、コナミを代表する横スクロールシューティングゲーム『グラディウス』(コナミ・1986年)。パワーアップアイテムを入手するたびに画面下のゲージが進み、欲しい装備を任意に手に入れられるシステムは当時画期的だった。本家アーケード版に比べるとオプションの数が少なかったり、レーザーが細切れだったりとハードの制約による変更点はあるが、独特のステージギミックは頑張って再現され、ファミコンならではの裏技なども追加されていた。

 やはりファミコン版『グラディウス』と言えば、「上上下下左右左右BA」の伝統のコナミコマンドの発祥タイトルとして思い出す人が多いのではないだろうか!?

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