■3位は“異次元テニス”が話題になるあの作品!

 第3位(5.0%)には、許斐剛氏の『テニスの王子様』がランクイン。ジャンプでは99年から08年まで連載され、発売されているコミックスは全42巻。現在はジャンプスクエアにて『新テニスの王子様』が連載中だ。テニスの名門・青春学園中等部で1年生ながらずば抜けた実力を見せる越前リョーマが主人公。序盤は現実的なテニス漫画だったが、途中からは超人的な技が続出するように。必殺球を食らった相手をふっ飛ばして金網を破壊したり、ボールが複数に分裂したりと、バトル漫画さながらの超ド派手な演出で読者を楽しませてくれた。

 またアニメやゲーム、実写映画化だけでなく、舞台にもなっており、2.5次元ミュージカルの人気を確立させた作品という声も多い。「テニミュ」の愛称で呼ばれる過去の舞台には、俳優の城田優(34)や斎藤工(38)、瀬戸康史(32)といったそうそうたる顔ぶれも出演していた。

 続いて第2位(23.5%)に支持されたのは、サッカー漫画の金字塔『キャプテン翼』。高橋陽一氏が81年から88年まで『週刊少年ジャンプ』で連載した作品で、コミックスは全37巻刊行。その後もスピンオフ作品や続編シリーズなど、多数の関連作品が発表されている。主人公の大空翼がライバルたちと切磋琢磨しながら成長を遂げていくストーリーで、ライバル選手に魅了される読者も多かった。翼の「ドライブシュート」、立花兄弟の「スカイラブハリケーン」、日向小次郎の「タイガーショット」など、多彩な必殺シュートが登場するのも魅力。

 ちなみにYouTubeのJリーグ公式チャンネルでは、キャプ翼に登場する「カミソリシュート」や「反動蹴速迅砲」、「ツインシュート」といった必殺シュートを、実際のプロ選手たちが再現するというコラボ動画が公開されている。

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