俳優の井上正大(31)が4月10日、自身のツイッターを更新。マンガ『テニスの王子様』のキャラクター・跡部景吾にふんした姿でコロナウイルスに対する注意喚起をする様子を投稿し、話題を集めた。
この日井上は、自身のツイッターに「コロナよ、、、俺様が注意喚起してやるぜ。勝つのは、、、俺達だ!」というコメントをつけて、YouTubeへのリンクと、顔に泣きぼくろを書き『テニスの王子様』のキャラクター・跡部景吾にふんした自身の写真を投稿した。
井上は2008年にミュージカル『テニスの王子様』で三代目の跡部景吾を演じた。近頃、新型コロナウイルスに暗く沈む現代社会に対し、ツイッターでは「WELOVEテニミュ」「テニスの王子様」「テニミュよ集え」のハッシュタグで、歴代のテニミュキャストたちがキャラ口調で励ましのエールを送る運動が流行しており、井上のコスプレもそれにのっとったものだと思われる。
リンク先のYouTubeの動画は、「いのべ、いのべ(井上が演じた跡部の愛称)」「勝者はいのべ、敗者はコロナ」というコールとともに、跡部にふんした井上が、手指をアルコールで消毒するところから始まる。井上は「最近の世界情勢、どう思いますか?」というテロップに対し「氷の世界」、「濃厚接触についてどう思いますか?」というテロップに対し「破滅への輪舞曲(ロンド)だ」と跡部口調で答え、最後には劇中のセリフをもじってコロナウイルスへの注意喚起を呼びかけた。
そんな井上の動画にファンからは大きな反響が寄せられ、「動画のクオリティがとても高くて、最高でした……笑ったし嬉し泣きしてしまった……」「真夜中に吹きました免疫力が上がった気がします」「さすが、やってる事がいちいちカッコいい!」「久しぶりにいのべ様見れてめちゃめちゃ嬉しいです」と、井上のファンサービスに感動する声が集まった。
また、井上は別ツイートで「この作品と出逢えて良かったし感謝してます 作品としてはほぼ残ってないに等しいけど、僕の記憶は忘れない」「テニミュから皆さんが今この世の中を明るくしようとしてる一人一人の行動をみて、改めてテニスの王子様の力を感じました」とコメントしていた。
「当時、『テニミュ』の跡部役はダブルキャストでした。井上は氷帝公演後に『仮面ライダーディケイド』の門矢士/仮面ライダーディケイド役での出演が決まったこともあり、当時の映像資料などはほとんど残っていません。しかし、今回の動画で、多くの井上ファン・跡部ファンを喜ばせたのは間違いありませんね」(アニメ誌ライター)
なお、井上はYouTubeに、『仮面ライダーディケイド』(テレビ朝日系)の門矢士口調で注意喚起を呼びかける動画も投稿している。
明るい気分にさせてくれる井上のサービス精神に感謝!
コロナよ、、、
— 井上正大 (@MAAAAAAAASAHIRO) April 10, 2020
俺様が注意喚起してやるぜ。
勝つのは、、、俺達だ!https://t.co/E4qmd6x5Ow#WELOVEテニミュ#テニスの王子様#テニミュよ集え pic.twitter.com/1zocayrG3r